Sigma sd QuattroをSppで現像
Sigma Photo Proで現像して、tif16bitで出力し、lightroomでjpeg出力。
現像時のパラメーターは、絵作りとディテールを比較のためにいじっただけです。
以下exif
sd Quattro
sigma 30mm f1.4 dc art
iso 400
f2.0
ss1/60
wb オート色残し
スタンダード
ディテールスライダー
クリスピー(パリパリ)側にスライダーを振り切る。
スムーズ(ふわっと)側にスライダーを振り切る。
解像感と粒状感
色の違いは、このサイズ(ブログ用)でもわかりますが、解像感についてはわからないですね。2lサイズのプリントでも正直わからないかもしれない。
iso400で撮影しているので、tiff画像を等倍でみると粒状感(ノイズ)がありますが、ジャリジャリというよりツブツブなのでフィルムのスキャンデータを見慣れていると違和感を感じない。むしろデジカメで感じていたシャリシャリ感がない分、私には好印象です。現像時に粒状感を足さんでよい。
あと、シャドーでの緑かぶりですが、そこまで気になる?かな?これも、これはこれでありかと思う。例によって安いフィルム風な感じがしていいんじゃない?
こう、フィルム風の加工をしたい人には向いてるカメラだと思います。そもそも光のつかまえ方がフィルムに近いのだから当然の結果でしょうけど。
プリントまだ一枚もできてないですが、このカメラの写真はディスプレイではなくてプリント向き。
解像感を求める撮り方が大事みたいなのが主流だけど、色と階調を求めて、解像感はあくまでそれに付随するディテールぐらいの方がカメラの持ち味を生かせそう。
あと、他のカメラの嘘臭いポートレートモードと違って肌の色と階調がちゃんと出るこのカメラの現実感は好きです。とりあえずノッペリ、明るく、白く仕上げりゃいいってもんじゃないと思ってたから。