いつもと違う写真
夜に出歩くことなどないのですが、珍しく出れたので夜景の写真を撮ってみた。
ビルの窓越しの撮影なので写り込みやらでぐちゃぐちゃ。こう撮りたい、と考えをなにか持ってシャッターを切ったわけじゃないからダメダメな写真になった。
sd Quattroで撮るときは基本的には撮影後のデータ確認はしないのですが、家に帰って現像するときに適当に撮った写真は処理に困る。
撮影後の確認ではヒストグラムしか見てなかったのですが、evfにヒストグラム表示できるのがわかったので撮影後の確認はしなくなった。
あと、カメラのバージョンをあげたら現像ソフトのバージョンもあげないとダメだった。sd Quattro を使ってる人はSPPのバージョンアップも忘れずに。
こっちは上手くいった。暗闇に浮かんだ自販機とガードレールの明暗が面白くて、モノクロで現像するつもりで撮影した。
帰ってデータみたら、明暗も面白いけど陳列されてるジュースのカラフルさとコカ・コーラの赤が印象的なのでカラーの現像に変えることにした。
自販機上部(光源)から、それに照らされガードレール、ガードレールの照り返しを受ける自販機下部と地面、そして暗闇。
明るさの調整に関しては書くのめんどくさいから省略する。私はlightroomではトーンカーブあまり使わないのでSPPでもあまり困らない。部分的に露出を変えれないのが残念なぐらい。
カラーノイズと輝度ノイズはあえて残す。彩度はコカ・コーラの赤が残るよう下げる。
iso400で撮影なのですが、もう少し粒状感がでてもよかったのでiso800を使ってみてもよいかもしれない。
今回みたいな場面をフィルムで撮ると、硬調になる。シャドーがどっかでストーンと落ちる感じ、粒状で絵が荒れ、彩度が落ちて、白が緑に被る。
Quattroはフィルムよりは綺麗に撮れる。あと、自分で現像できるので意図した通りにできる。
フィルムにはまった特に若い人で自家現像のハードル高いと感じる(特にカラー)人はシグマのカメラを使ってみたら面白いと思う。
Quattroですが、言うほど階調表現は悪くないと思う。自販機上部の真っ白から暗闇の真っ暗までの間できちんと描写はできてる。
問題はどこまで粒状を許すかなんかな。