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私がそれでも「おしい!広島県」のはじっこに暮らしつづけるその魅力

今週のお題「僕の住む街・私の地元」

 

 福岡の魅力を語る記事からはじまった地元紹介に乗っかってみる。わたしが紹介するのは、広島市です。タイトルにある“おしい!広島県”の西の端っこに住んでます。

 広島以外で暮らしたことがあるのは、東京だけです。(練馬区と杉並区)この度、なんだかんだでまた地元の広島に戻ってきました。

 祖父の代からの広島市民なので生粋の広島っ子です。広島はなんだかんだで観光都市なので、海外から来れる方、また修学旅行の時に行ったことあるよーという方が結構いるんじゃないかなと思う。それに、会社の支店なんかも多いので転勤などで訪れる方も多いことでしょう。

 外から訪れるお客様向けにこんないい所だよ~って説明するのもありかなと思うのですが、今回は住んでみての魅力を考えて書いてみたいと思います。

 

最初に考えた「住んでみてわかる都市の魅力って??」

 まずはについてです。お客様が相手なら、お好み焼きのおいしい店とか、牡蠣とか、瀬戸内の海産物やらと浮かんでくるのですが、地元で暮らしてたら、外食を毎日するわけでもないし、魚ばっかり毎日食べるでもないしなぁーとちょっと考えた。

 正直な話、わが実家の食卓ではあまり魚がならびません・・・。二人の弟と父が肉食だし、結婚相手もお肉大好きだし・・・。

 ただ、魚はおいしいです。この前も母の職場の人が釣った鯛をくれました。弟が友達と釣りに行って大量の太刀魚を持って帰り、母をうんざりさせたりとおいしい魚は買うもんじゃなくて釣るものなのかなと思う。祖母が瀬戸内の島に住んでるので、おいしい魚は嫌になるほど食べれる。なのでわざわざ町のスーパーでたいしておいしくもない刺身とかを買う気が起きない。そのため普段の食卓ではお肉の割合が増える。

 海の幸の次は山の幸ですが、山では松茸が取れます・・・ただし、シカが先に食べちゃいます。昔はそれこそたくさん取れたそうなんですが、今ではやはり貴重品です。お米なんかも、知り合いが作ってるのを玄米で買って、自分で精米して食べてるので安いです。いくら安くなってるんだろ?計算したことがそういえばないな。という感じで、もらったりとかがあるのは当然安いです。

 最後にフルーツですが、柑橘類はたくさん瀬戸内の島で取れます。冬には段ボール沢山のミカンが祖母から送られてきます。

 というわけで、生鮮食料品は作ってたり、貰えると当然ながらかなり安くすみます。ただ、スーパーで購入する分には他の地域と比べて安いのかは正直よく分からない。東京居た時はろくに自炊をしなかったので、値段の比べようがないです。個人的な感想ですが、特に高くもなく安くもなくといった感じではないでしょうか。

 次にについてです。まず大まかに二つに分けてしまうと山に住むか、海に住むかになります。どういうこと??って思われるだろうから説明します。広島市は平地がとっても少ない地域です。海からすぐ山になります。東京に出て最初に驚いたのが関東平野の広さです。広島だと視界に山と海がすぐに入る。

 平野が狭いため、住宅地は山を切り開いた斜面になるか、海を埋め立てた所になります。さて、山沿いに住んだ場合、交通手段はバスか、自家用車になります。海沿いでしたら、広電の沿線か、JRの沿線なので鉄道の利用が可能になります。住むところによって車が必要かどうかが変わってくると言えます。

 家賃や土地の値段は、東京に比べれば間違いなく安い。京阪神圏よりもたぶん安い。福岡、名古屋、仙台、札幌と比べると・・・うん~どうなんだろう、同じぐらいか、ちょっと安いかな。こればっかりはものによりけりが正直なところだろうと思う。

 最後にについてです。ファッションですが、市内の中心部にあるパルコはじめ商業地区に行けば、楽しむ分には困らないかな。私はファッションに疎いから正直わからない。ただ、イオンモールも市近郊に二つ(祇園、府中)、西部にはアルパークという商業施設がありますし、広電(路面電車)で郊外から市の中心部に行けば、本通り商店街とその周辺の商店、そごうなどの百貨店、大型電気店、パルコ、東急ハンズなどがあるので買い物を楽しめます。地下街ですか・・・広島にはないです、シャレオというのがありますが、何とも中途半端です。ともかく、ある程度の規模があるので、モールじゃなくても市内で一日楽しむことができます。

ここまでのまとめ

 住んでみて感じる魅力を手近なところからまとめてみました。暮らしていくぶんには可もなく不可もなく、といった感じです。地方都市の側面から見ると暮らしやすいと感じます。広島市はとっても広く。南は島(似の島)から北は雪の積もる山まで、都会的な市街地から、郊外の団地までとバラエティーに富んでいます。総じて、暮らしやすい街なんじゃないのかなというのが素直な感想です。

じゃあ、広島市の魅力って?

 ここまでは、暮らしていくことを生活者の視点で見てきました。今回のお題の記事を色々と見ていて感じたのは、色々な都市がありますが、生活基盤としての基本機能は皆にたりよったりなんじゃないのかな?と感じる。なので、ブログで紹介されている都市に引っ越しても住めば都になるんじゃないのかなって感じた。じゃぁ、私に住んだことのない土地の魅力を紹介する記事が書けるかといえば絶対に無理だ。その都市がわたしの住んでいる広島より仮に魅力的でも書けない。それが愛着とか、帰属意識なのかなって少し思った。

 なのでここからは広島で生活する生活者ではなくて、広島っ子として広島市の魅力を考えてみた。

 まず、スポーツが楽しめる。野球の広島カープにサッカーのサンフレッチェ広島と地元にプロチームがあります。観戦応援が好きな人には魅力だと思います。私ですか?県外に出るとやっぱりカープファンなのとか聞かれますが、私は応援するけどそこまで熱心なファンではないです・・・。家の父と弟二人は野球をしてましたしもちろんファンです。野球シーズンはいつもテレビはカープ戦・・・。

 屋外レジャーが楽しめる。自然がすぐ近くにあります。車で一時間といわずに自然に触れることができます。夏は当然、海水浴など海のレジャーがあります。また、山が近いので川遊びや山でのキャンプなどもできますよ。また冬は車で一時間程度でスキー場に遊びに行けます。

 先ほどおいしい魚は釣るもんだと言いましたが、釣りを楽しむ人が広島は多いそうです。確かによく見る。広島は川の町です。太田川ではアユ釣りをする人などをシーズンになると見かけますし、ハゼ釣りを親子で楽しむ姿なども・・・。船で少し出れば、大物も狙えるんじゃないかな。

 というわけで、アウトドアを楽しみたい人にはお勧めの街です。

 では、私みたいな活発ではない人間には魅力がないのかと言うとそうではありません。広島はサブカル趣味な人でも楽しめる文化的な街です。

 まずは美術です。市内には県立と市立の美術館それに現代美術を扱っためずらしい美術館の3つがあります。また、現代美術館の傍には漫画ばかりをあつめたまんが図書館があります。

 次に音楽です。広島を拠点として活動するプロのオーケストラがありますし、市内に音楽大学があるので演奏会もたくさん行われています。生の演奏を聴く機会がたくさんあります。ただ、ミュージシャンのツアーなどは広島を飛ばして、福岡に行ってしまうことが多くちょっとさびしい思いをするかもしれません。

 最後に映画とアニメです。広島では国際的なイベントが開催されています。ダマー映画祭inヒロシマと国際アニメーションフェスティバルです。地元民にあんまり認知されてないのが残念ですが、映画やアニメなどで尖がった趣味とセンスを持っている方でも十分に満足できる環境があります。

 文化的な人でも退屈せずに過ごせます。ちょっと残念なのは、こういう趣味を楽しむ人が少ないことでしょうか・・・。

 頑張って余暇の楽しみを引っ張り出してみました。ただ、アウトドアの趣味にしろインドアの趣味にしろそれを楽しめる環境があっても、楽しむ人がいないと意味がないよなと思う。結局、モールや市内で消費して楽しむという楽しみ方の人が多い(私もこのタイプ)。この辺は“おしい!”気がとってもします。

 ここまで書いていて、なんかやっぱり“おしい”街というか中途半端な街だなとの感じる・・・。

最後のまとめ

  広島と言うのはお好み焼きのような街です。流行のB級グルメではないけどA級グルメではやっぱりないなんとも中途半端な感じ。ミシュランでも☆はないけど、安くておいしいビブグルマン扱いなお好み焼き。そんな風に安くて、おいしい、独特な街です、広島。

 お好み焼きはもちろんだーい好き。外のお店でも食べるし、お家で自分で作っても食べる。そんな広島のソールフードの味のような街がやっぱり好きだし、落ち着きます。

 こんな感じで自分の地元のことちょくちょく記事にしていってみようかな。