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嫁ぎ先

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お盆なので帰省を・・・。下の子、発熱につき。私と一緒にお留守番。

熱は下がってきてるので大丈夫だと思う。食べれてるし機嫌もよい。乾いた咳がときどきでる。

上の子も同じころ、風邪を引いたけど、鼻かぜでした。

同じ用に帰省する直前になったなぁーとフォルダーをあさったら鼻たれの写真が出てきた。

下の子とだらだらのんびりです。

話はかわるけど、「この世界の片隅に」の感想で、主人公の嫁ぎ先の人がいい人すぎるみたいな感想があってちょっと気になった。
togetter.com


主人公のすずさんの嫁ぎ先は確かに恵まれてるけど、とは言え劇場でみたとき、小姑さんキッツーとわたしは思ってしまいましたよ。
その義姉さんの描写で十分、嫁姑とか当時の家族関係の暗い部分は十分に描写されてる気がするんだけどな。
いやだって、旦那さん亡くなって、跡取りになる息子を取り上げられて、娘と一緒に実家に送り返されてる義姉さんは十分に渡る世間は鬼ばかりなわけで・・・。

なんというか「この世界の片隅に」は影もちゃんと書いてるけど全体のトーンが明るい感じ。見た時の感想にも書いたけど、ありがちな戦争映画、戦前・戦中の描写が、ローキのハイコントラストだとしたら、ハイキーのローコントラストな作品だと思う。かといって、白とびしてるわけでもなくて綺麗にシャドーからハイライトまで描写してる。あと、画面の奥行きがあって、ようするにパンフォーカスな絵になってるけど、人物をあえてゆるーく甘いピントで描いてみる人に対して情報量の調整をしてるのもうまい点だと感じる。

あと、これは映画なので時間軸が入ってくるんだけど、まぁこれは置いておく。

どちらにしろ、「この世界の片隅に」は従来のローキーハイコントラストの絵を求める人の評価は低い作品なんだなと感じる。
確かに、暗いとは思うんだけど、あの戦争を生き抜いた人の心象風景は終わった後の秋に向いてるわけで、あんな感じなんじゃないかなとは思うのです。
なんだかんだ、親族が集まる夏に必然的にあの日、あの夏の話になる街にすんでるからそう感じるからなのかな。